鵜飼の観覧

岐阜市の鵜飼は8月の暑い夜に観賞するのが最高ですね。

岐阜市長良川の鵜飼の様子

一生で一度でいいから長良川で鵜飼を見たい、と流れ星にお祈りする子供や大人 が日本中にいるようですが、どんな手続きをしてどんな流れでこのイベントに 参加すればいいのか、そこはあまり知られていない事柄です。 岐阜県民なら知っている人も大勢いるでしょうが福岡県民や三重県民だと経験者 も少なそうですし、そうした人のために簡単に説明します。 まずは予約をすることになりますが、開催時間が夜なので日帰りではなく一泊 あるいは2泊の旅行の間にスケジュールを組むことになります。 なので鵜飼の予約は宿泊の予約と同時に行うことになるでしょうから、ホテル なり旅館なりで申し込みをすることになります。 当日の集合時間と場所はそこで伝えられると思いますので、遅れないように到着 して余裕を持って受付を済ませておきましょう。 船に乗り込む前にいくつか説明をされますのでそこでいろいろな面白い話も 聞かせてもらいながら、これから起こるイベントに期待に胸を膨らませて乗船の 時がやってくるのを待ちわびます。 この説明は本物の鵜匠さんが直接行うのでありがたく耳を傾けてメモを取ったり する人もいますし、必要だと思うのなら手帳とボールペンを用意しておくと後日 読み返して楽しい時間を思い出す手助けをしてくれるでしょう。 それが終わったら乗船しますが、好きな船に勝手に乗ってはいけません。 乗船チケットを渡されているはずですので、そこに指定されている船を探して 落ち着いて歩いて乗りましょう。 みんなが好きな船を選んで自由に乗船できるシステムにすると、かっこいい デザインのものに集中してしまい非常にバランスが悪くなってしまいますし、 乗客を上手にふりわけなければ危険が増すのです。 全員が乗船したら船出となり、しばらくは美しい景色を眺めながら鵜飼の行われる 場所までユラユラと揺られながら船上で歓談でもしましょう。 だいたい6時頃、まだ明るい時間なので「真っ暗で景色なんか見えないよ」と なる心配はご無用ですのでご安心下さい。 到着したら腹ごしらえ、川岸に船を停めますのでモリモリと食べます。 鵜飼が始まるのは周囲が暗闇になってから、午後8時前となるので、慌てずによく 噛んで食事タイムを堪能します。 間に合わなかったら大変だ、と急いで平らげようとする人もいるようですが、 よほどのことがない限り全員が食べ終わるまで鵜飼開始とはならないでしょう。 ちゃんと噛まないと消化も良くありませんし、のんびりと船上からの景色を楽しみ ながらお茶も飲みつつ晩御飯をいただいてください。 鵜飼スタートは花火が合図で、ここから鵜が大活躍します。 岐阜市に来て初めて鵜を見た、という人がほとんどだと思いますが、あまり鵜に ばかり注目せずに鵜匠や供乗りの動きも観察するとより楽しめます。 ですが鵜の口先に目がいってしまうのは止められないかもしれません。 「こんな魚獲りの方法があるなんて!」と驚嘆して口をあんぐり開けっ放しにして 息をするのも忘れてしまった、そんな感想を述べる人も多いからです。 総がらみが終わったら終了で、船を降りるのですがその時間はだいたい夜の8時 半になるので、そのまま日帰りできる人は限られるでしょう。 近くの民宿かホテルに宿泊というのが定番コースです。 鵜飼見学が込みになっている宿泊プラン、言い換えれば鵜飼ツアーに宿泊が付いて いるプランも用意されていますし、それらを利用すれば同時に両方予約可能なので 便利かもしれません。 これが当日のおよその流れですが、天候によっては多少時間も変更されるでしょうし 絶対にこの通りではないので参考程度に考えておきましょう。